2008年7月29日火曜日

[報道]続々と報道されています

片親のエゴで親子を引き離すことはいけない事であると言うことが
世間にやっと認知されつつあるようです。

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【読売新聞 2008、7、28】
離婚後も子どもと会いたい~法制化求め全国ネット~

離婚後に子どもと会えなくなった親たちが、「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク(親子ネット)」を設立した。安心して親子が会えるよう法制化を求め、7月13日に東京都内で設立集会を開き、3人の当事者が体験を語った。


4年前に離婚し、子ども3人と離れて暮らす女性は、離婚後2年ほどは月1回、子どもと面会していたが、その後、元夫から面会を拒まれ、会えなくなった。

「子どもたちは我慢して頑張っていると思う。子どもにとって、別れた親ともいつでも会えるようにするのが幸せなのでは」と語った。


離婚後に親が子に面会を求める権利(面接交渉権)は、民法で明文化はされていないが、認められてはいる。ただ、実際には、子どもと生活を共にしている親が明確な理由もなく面会を拒否するなど、子どもに会えないケースが後を絶たない。


最高裁判所の統計では、2006年の面接交渉の調停事件の件数は5467件で、5年前の2倍近くに増加した。


家族問題に詳しい弁護士の棚瀬孝雄さんは、「日本では、元夫や元妻が子どもと会うのは、子どもによくないとの考え方が根強い」と指摘する。「だが、離婚による子どもの心理的負担は大きく、別居親との継続的な交流は、子どもの心の安定につながる。子どもの権利という観点から、離婚後も親子が継続的に面会できるようルールを検討する時期にきている」


親子ネットでは、離婚後の親子の面会に理解を求めるちらしの配布や国会などへの陳情活動を行う。代表の宗像充さんは「現行法のままでも子どもに会えるはず、という解釈もあるが、実情はそうではない。早期のルール化を求めたい」と話している。

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